働く人の声 Interview

大島 渉
職種
理学療法士
所属
大分県のぞみ園(障害者支援施設)
職名
理学療法士
在籍年数
1年
資格
理学療法士
現在の仕事内容を教えてください。
 大分県のぞみ園にてリハビリテーション業務を行っております。また、事業団の他施設にも巡回しリハビリテーション業務を行っています。
 リハビリ業務の内容は、ご利用者の持つ機能を維持または急速に落ちた機能の回復を目指して様々な職種と連携し、訓練指導や個別訓練(筋力強化・関節可動域訓練・動作訓練等)を実施しています。
 リハビリテーションは実に100を超える業種があると言われています。つまり、ご利用者に関わる全ての職業がリハビリテーションに何らかの係わりがあるのです。理学療法士もその職業の1つに過ぎません。ご利用者の縁の下の力持ちになるには職員全員が団結しなくてはなりません。団結は言葉ではなく行動です。私の仕事の大きなミッションは、多職種連携をより実践的に行動し、リハビリテーションの効果を最大限に高める事と感じています。
仕事のやりがいや魅力について教えてください。
 リハビリテーションを実践するにあたり、いくつもの問題に直面します。この問題に対して、真剣に取り組み問題を解決しようとする同志が事業団には大勢います。業種を超えたディスカッションの中では新たな知見や気づきがあり、いつも新鮮な気持ちでいられます。この風潮があるからこそ常にモチベーションを高く維持できて、自身の成長を感じられると思います。
福祉のしごとを志したきっかけ、事業団を選んだ理由は?
 福祉は(英:Welfare)、「しあわせ」や「ゆたかさ」を意味する言葉です。
 私は大分県社会福祉事業団に入団するまでは、総合病院・整形外科クリニックで20年間臨床を経験してきました。40歳を超えて、今までリハビリテーションに携わり果たして人を幸せに出来ていたのか疑問を感じるようになりました。病院では、患者様に関わりがあっても一時的な関係です。人の幸せを真剣に考えるためには、家族と同様に長い付き合いが重要と考えました。
 その時に、大分県社会福祉事業団のホームページで理念基本方針を見て転職するラストチャンスと思い事業団を選びました。
これから事業団を志望する人へメッセージをお願いします。
 病院では決して感じ得なかった事があります。それは『支援』と言う言葉です。介助はある行動や生活動作の具体性を持った『助け』であるのに対して、支援はご利用者の人生そのものの『助け』と感じました。これは一職員が全うできるものではないと思います。大分県社会福祉事業団では、ご利用者の人生を支えるため様々な業種の職員がいます。この職場で共にご利用者の支援の在り方について考え極めてみませんか?一緒に仕事が出来る事を心よりお待ちしています。

1日のスケジュール

8:45
出勤・朝礼(巡回リハビリ日は移動)
9:30
ご利用者のリハビリ実施
11:45
事務作業(リハビリ記録など)
12:45
休憩
13:30
ご利用者のリハビリ実施
16:30
夕礼・事務作業(リハビリ記録等)
17:30
退勤

休日の過ごし方

 基本的に土日、祝日が休みとなりますので家族サービスが十分にできます。休日は息子と釣りをする事が多いです。また、休みはなぜか早起きをしてしまうので近くのcoffee standで目覚めの一杯を飲みながら今日はどうしようかと考えるのが楽しみです。