働く人の声 Interview

南 佳宏
職種
職業指導員
所属
地域生活支援センターはぎの
就労継続支援B型事業所アーチ
(就労継続支援)
職名
主任支援員
在籍年数
11年
現在の仕事内容について教えてください。
 現在、地域生活支援センターはぎのに所属し、九重町にある「ここのえ夢ステーション」で就労継続支援B型アーチの主任支援員として勤務しています。
 アーチは農福連携を揚げ、令和3年より玖珠九重の重点品目であるピーマンのハウス栽培を始めました。地元JAのピーマン部会に所属し、近隣農家の方々や県西部振興局など、多くの地域関係者の方々から農業指導を受け、ご利用者と一緒に日々の作業に取り組んでいます。その他の作業として、ブルーベリーの収穫作業やパクチーの出荷調整作業を地元農家の方から請け負う等、年間通して様々な就労経験を積み、スキルの向上やご利用者それぞれの目標が達成できるように支援を行っています。
仕事のやりがいや魅力について教えてください。
 ご利用者と一緒に目標を設定したり作業効率を考えたりすることで、一人ひとりの価値観を知ることができます。ご利用者を中心とした作業工程の設定や改善により、収穫作業効率の向上など、目に見えるかたちで達成感を共有できることに魅力を感じています。              
 日々ご利用者と関わり、「満足してくれたのか」「あの時の言葉かけや作業内容はあれで良かったのか」、自問自答したり他職員に確認したりしながら、ご利用者に就労の楽しみを探し、見つけてもらうことにやりがいを感じています。アーチ利用後に一般就労し、地域で充実した生活をされている方の姿を見たとき、嬉しく思います。
福祉の仕事を志したきっかけ、事業団を選んだ理由は?
 学生時代に、実習で福祉施設を訪問した際に、福祉の仕事のやりがい等を聞き、自然と福祉に興味を持つようになりました。地元の宇佐市で事業団を紹介してもらい実習に臨みました。その時福祉について全くわからない私へ、先輩職員がやりがいや大変さについて丁寧に教えてくれました。その方は、ご利用者と一緒にグラウンドで体を動かし、汗をかき、笑顔に溢れてました。その光景を見て、「楽しい」をご利用者と共感されている姿に心を動かされ、自分も事業団で働いてみたいと感じ、福祉の仕事を志しました。
これから事業団を志望する人へメッセージをお願いします。
 福祉経験がなくても、事業団の職員研修や先輩職員によるOJTにより、丁寧に指導してもらえます。また、ご利用者とともに多くの経験を積むことで自分自身も一緒に成長していけると感じています。
 事業団には異動がありますが、異動を経てキャリアを積み、数年後にまた以前の職場の同僚やご利用者と一緒に活動をしたりする時に、自身の成長した姿を見てもらいたい、そんなふうに思える環境であると感じます。
 事業団で働き、大げさかもしれませんが人生観が変わり、ご利用者に様々な気づきや価値観を与えてもらえました。困難なことも経験豊かな先輩たちがいつでも相談にのってサポートしてくれます。皆さんと働ける日を心待ちにしています。

1日のスケジュール

8:30
勤務開始・引き継ぎ
8:45
清掃・消毒
9:00
利用者送迎
10:00
作業
12:15
休憩
13:00
作業
15:00
作業終了・送迎
16:00
業務日誌・記録入力
17:15
退庁

休日の過ごし方

 休みの日は洗車をします。丁寧に手洗いし綺麗になった車を見て自己満足しています。最近和菓子(赤司羊羹※日田銘菓)がマイブームです。