働く人の声 Interview

森田 万里子
職種
精神保健福祉士
所属
大分県渓泉寮
(救護施設)
職名
主査
在籍年数
15年
資格
社会福祉士、精神保健福祉士
現在の仕事内容について教えてください。
 大分県渓泉寮は生活保護法にもとづく救護施設で、身体や精神に障がいがあり、様々な理由で日常生活を送ることが困難なご利用者が安心して生活が送ることができるよう支援する入所施設です。現在私は救護施設に配置される精神保健福祉士として、作業や日中活動の提供、ご利用者の方が抱えている問題解決を図る相談援助、望む暮らしに向けた地域移行支援を行っています。また、渓泉寮を退所し、地域で暮らされている方の定期的な訪問支援を行っています。
仕事のやりがいや魅力について教えてください。
 多様なケースのご利用者がおり、戸惑ったり、疑問に思うことの多い日々ですが、ご利用者の方から「ありがとう」と感謝の言葉をいただいた時は、この仕事をしていて良かったと思える瞬間です。また、気持ちの落ち着かないご利用者と話す中で、徐々に笑顔なるご様子を見ることができた際は、とても嬉しく感じます。訪問支援で、ご利用者のご自宅に伺った際に、元気な姿を見ることができた時は安心します。日々の小さな喜びが、この仕事を選んで良かったと感じ、やりがいに繋がっています。
福祉の仕事を志したきっかけ、事業団を選んだ理由は?
 母親が福祉の仕事をしていたことが大きなきっかけです。仕事から帰って来た時も疲れた顔ではなく、どこか活き活きとしており、よく私に仕事の話を楽しくしてくれ、私もそんな楽しい仕事がしたいと志しました。
 事業団を選んだ理由は、大学の先生の勧めがあり、受験しました。
これから事業団を志望する人へメッセージをお願いします。
 事業団は福利厚生がしっかりとしており、仕事と家庭の両立が図りやすいです。私は今短時間勤務の制度を利用させていただいていますが、この制度がなければ仕事を続けることができなかったと思います。他の職員の方々よりも早く帰宅するのですが、退勤時間に近づくと周りの方々はいつも温かい言葉をかけてくれます。
 お休みの制度も充実しており、急な子どもの病気にもお休みがとれやすく、子どもを育てながら安心して働くことができる職場環境です。
 また、事業団は多岐にわたる事業所があります。法人内で様々な福祉制度を学ぶことができ、自身のスキルを磨くことができます。

1日のスケジュール

8:30
出勤
朝礼
ラジオ体操
ウォーキング・個別支援
9:30
作業・生活支援
11:30
昼食準備・服薬支援
12:15
休憩
13:00
作業・生活支援
15:00
支援記録入力
15:15
退庁

休日の過ごし方

 特に休日の過ごし方は決まっていませんが、午前中に家事・用事を済ませ、午後からはゆっくり過ごしています。