作業療法士(OT)にフォーカス
大分県のぞみ園で働いている作業療法士(OT)の仕事内容を紹介したいと思います。
現在のぞみ園では、作業療法士2名、機能訓練士1名でご利用者の機能訓練、生活リハビリを通してご利用者の健康と生活能力の維持に努めています。
リハビリ風景
のぞみ園の入所ご利用者は、9割以上が身体に障害を持たれている方です。機能維持、筋力低下防止等、望む生活を続けていくためにも日々のリハビリ・生活リハビリがとても大切になってきます。
食事支援
ご利用者の食事中の姿勢の確認や、体の動かし方等を確認して補助していきます。また、その方法等を職員に伝達し、連携して支援が行えるようにしています。
ご利用者が自力にて食べやすいように、自助具の選定を行っているところ。スプーンや、介助皿等さまざまな種類の中から、一人ひとりに使いやすいものを選んでいきます。管理栄養士と連携して考えていくこともあります。
ポジショニング
体に変形や麻痺等のあるご利用者が、ベッド上や車椅子上で安楽に過ごせるように、クッションやタオルを使用して体位を安定させます。個々の利用者に適したポジショニング方法をOTより伝達を受けているところ。
沢山ある介護用品の中から、OT,管理栄養士、支援員等で適したものを検討していきます。
研修等
職員への知識向上のための研修会や、福祉道具のセミナー等に参加して実際に福祉道具を体験したりしています。
車椅子申請等各種書類の作成
ご利用者の車椅子購入・更新では、OTが業者の方と綿密に話し合って、ご利用者の身体・生活スタイルに合うものを作って頂きます。
各所属への巡回リハビリ
大分県下にある法人内の各事業所を訪問し、リハビリ等を行っています。
今回は、OT:作業療法士の様々な仕事にフォーカスして紹介をしました。