令和6年度地域交流推進連絡会(地域連携推進会議)を開催しました!!

 7月30日に地域の区長・土木委員・民生委員、市議会議員、駐在所の警察官、宇佐市役所障害福祉係の方々にお集まりいただき、糸口通勤寮・糸口厚生園合同で地域交流推進連絡会(地域連携推進会議)を開催しました。

 本会では、近隣地区を代表する方々と両施設との交流を深め、ご利用者と地域の関係作り、施設やご利用者に対する理解の促進、サービスの透明性・質の確保、ご利用者の権利擁護を促進し、ひいては相互の協力体制の強化を図ることを目的として開催されました。今回はその内容を公表します。

1.プログラム

○両施設の事業説明

○構成員の方々からのご意見

○両施設に属するグループホームの見学

以上の項目で実施しました。

2.共有された主な会議内容

➀「災害時の協力体制等について」

 大雨災害時など、伊呂波川の氾濫のおそれがあるため指定避難場所へ避難する際は、中庄地区の区長へ連絡し、早めの避難を心がけること。また伊呂波大橋の破損が想定されるときは、関係機関への連絡をすること。

②「突発的なご利用者対応の協力体制」

 ご利用者が所在不明になったときは警察へ連絡すれば、巡回を実施していただけること。

 今回のように施設管理者、地域の代表者が集まって会議をする機会がなかったため、今後の協力体制を強化する良い場となりました。定期的に会議を実施し、会議の目的を果たせるように努めていきます。

各構成員間で意見交換の様子

③見学について

事業所(糸口厚生園・糸口通勤寮)及び各グループホームの見学、説明を実施しました。

各施設のグループホーム見学の様子

(注)地域連携推進会議とは

 令和6年度障害福祉サービス報酬改定において、共同生活援助の運営基準として新たに「地域との連携等」の項目が新設されました。

 当該項目では、今年度からご利用者と地域住民、有識者などでつくる「地域連携推進会議」の設置を努力義務化し、来年度からは義務化とすることが定められています。

 地域連携推進会議では概ね1年に1回以上、運営状況の報告を行い、必要な要望や助言などを聞くこととなっています。また会議の構成員が事業所を見学する機会を設け、会議の報告、要望、助言などについて記録を作成・公表することが定められています。