日頃より、当法人の事業運営にご理解とご協力をいただき、感謝を申し上げます。

　令和５年６月３０日に開催された令和５年度第３回理事会におきまして理事長に選定され、若輩ながら就任いたしました。プロパー職員としては、青木繁前理事長に続き二人目です。

　これまで、歴代の理事長が頭の中心に捉え、実践された「ご利用者主体」の考えを継承し、時代に合わせたスタイルにバージョンアップさせながら、迷わないように博く眺め、惑わないように聡く聞きとり、万物すべてを我が師とし、プロの自覚と熱意を持って、おろそかにすることなく、ゆっくり確実に精進していきたいと考えております。また、これまで同様のプロパーによる業務執行体制を継続いたしますのでよろしくお願いいたします。 さて、法人の理念は、「利用される方々の意思を尊重し、一人ひとりの望む暮らしができ、活き活きと充実した生活が送れるように支援します」でございます。これからも、その理念に基づいた行動を続けて参ることにより、法人の永続的な発展を支え、地域社会の発展に貢献することができるように、１４拠点、７６サービス区分事業の連携、力の結集、組織対応により、地域の皆様に満足いただける福祉サービスを提供して行かねばと考えております。当法人は、これまで５５年余り、社会福祉事業の担い手として活動し、福祉サービスのノウハウ、経験、専門的人材、施設、設備を多数有している法人でございます。また、法人設立以来、ご利用者、そのご家族、関係機関各位、歴代役職員等関係者の皆様に支えられ、幾多の辛苦を乗り越え、発展を成し遂げてきた歴史ある法人でもあります。私自身、もとより微力ではございますが、法人がこれまで培ったノウハウと経営基盤を生かし、その安定性をさらに強化すると同時に革新性、創造性を両立した法人運営を進め、それを通じて全ての職員が良質なサービス提供に専念できる組織づくりに向けて誠心誠意努力して参りますので、変わらぬ、ご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。

「助け合うこと」そして「感謝を伝える」こと
　これは年始の挨拶の中で青木前理事長が申し上げました、今年の法人のモットーです。今後もお互いに感謝を伝え合い、助け合うことを法人一丸となって目指していきましょう。

　

社会福祉法人　大分県社会福祉事業団
理事長 　銅城　義則